変わらない大切なもの

グズグズしないですぐに決める

思い立ったらすぐに行動

どんな場合であれ、決断に手間取ることほど悪影響なものはありません。たとえば、あなたが画期的な企画を思いついたとしましょう。この場合、ベストなのは「すぐに企画書にまとめて提案する」ことです。

「日々の仕事が忙しいから」とか「もう少し具体案をつめてから」などと言って放置していては絶対によくありません。いくらよい企画でも、それを実現するためのアクションを起こさなければ、それはなにも思いついていないのと同じです。

もしかすると、あなたが動かないうちに、他の人が同じような企画を出して採用されてしまう可能性だってあります。そうなってから「実はオレも思いついていたんだけどな」などと言っても、あとの祭りです。

行動もせずに、あとからそんなことを言っても、誰もあなたを評価してはくれません。これは、ほかのことでも同様です。たとえば、「資格を取ろう」と決めたのなら、そのための勉強をいますぐに始めるべきです。

「時間ができたらやろう」とか「明日からやろう」といって先延ばしにしているようでは、いつまで経っても資格なんて取れるわけがありません。もし「将来的には独立したい」と考えているのなら、いまからそのための準備を始めましょう。

独立するためには、具体的になにが必要で、いつまでにそれを用意するか。そうした計画を立てて、まずはいまできることから実行してください。なにもせずに、ただ漠然と「独立したいなあ」と思っているだけでは、一生独立なんて無理です。

重要なのは、すぐに決断して行動することです。実際に行動しなければ、なにも始まらないのです。

長時間の会議は時間の無駄

こうした行動の大切さについて、マキャベリは『決断に手間どることは、これまた常に有害である』と指摘しています。つまり、何事においても、重要なのは『さっさと決めて行動することだ』と述べているわけです。

もちろん、ときには慎重に考えることも必要でしょう。しかし、あまりにも結論を出すのに時間をかけすぎるのは、やはり問題です。その代表が「長時間の会議」です。なぜか世の中には、「長く議論すればするほどよい結論が導かれる」と考えている人がいるようですが、これは間違いです。

どうしようもない議論をいくら続けても、そこから導き出される結論はやはりどうしょうもないものだったりします。はっきり言って、世の中でこれほど無駄なことはありません。会議なんてものは短ければ短いほうがよいのです。

なぜなら、大切なのは議論ではなく、実際に行動することだからです。ビジネスでは、「実際に行動したこと」がすべてです。「言うだけ」「思うだけ」なら、誰にだってできます。思い立ったらすぐにアクションを起こす。

みなさんには、ぜひこうした行動的な人になっていただきたいと思います。

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